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未承認薬の輸入代行

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事業内容

CFN、BZNなどの輸入代行

弊社では、海外未承認薬の輸入代行サービスを行っており、次の治療薬の取り扱いがあります。

  1. 猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療薬:CFN(シーエフエヌ)
  2. 猫カリシウイルス感染症の治療薬:BZN(ビーゼットエヌ)
①猫伝染性腹膜炎(FIP)とCFN

猫伝染性腹膜炎(FIP)とは?

FIP(Feline Infectious Peritonitis/猫伝染性腹膜炎)は、猫コロナウイルス(FCoV)が体内で突然変異することで発症する、進行性かつ致死率の高い病気です。以前は「治らない病気」とされ、発症後は多くの猫が数日〜数週間で命を落としていました。

FIPには次の3タイプがあります:

  1. ウェットタイプ(滲出型):腹水や胸水が溜まり急激に進行する
  2. ドライタイプ(非滲出型):神経・眼・臓器にゆっくり症状が現れる
  3. 混合タイプ:ウェットタイプとドライタイプのそれぞれの特徴が混在しているタイプで、実際にはこのタイプが多く見られる

CFNとは?

CFN(CHUANFUNING)は、FIPの治療薬として知られているMUTIANを製造した会社の元社員が、MUTIANを改良し製造したもので、ウイルスの複製に関与する構造タンパク質の働きを阻害し、ウイルスの増殖を強力に抑える作用がある抗ウイルス薬です。

日本国内ではまだ未承認のため、輸入での取り扱いとなりますが、治療成績や臨床的な改善報告が多く、FIP治療における新たな希望の薬として注目されています。

CFNの特徴

投薬期間
基本的には84日間連続投薬が推奨されており、体重や症状のタイプによって1日あたりの用量が決まります。

効果のあらわれ方
早ければ数日で食欲や元気が戻りはじめる例もあり、特に早期発見、早期治療が効果的とされています。

安全性
副作用は比較的少ないとされ、臨床的な実績や再発リスクのデータも蓄積されています。ただし、自己判断での投与は禁物で、必ず獣医師の診断と指導のもとで使用する必要があります。

なぜCFNが注目されているのか?

  1. 既存の治療(ステロイドやインターフェロン)では効果が不十分な場合が多い
  2. 国内ではFIPに効果的な承認薬が存在しない
  3. 海外の研究、臨床現場で多数の回復例が報告されており、日本でも1万症例以上の実績がある
  4. 再発率が比較的低いとされている(適切な管理下での使用時)
  5. 万が一再発した場合、治療終了後6ヶ月の間は再発補償が受けられる
  6. 再発時でも治癒率が高い
  7. 日本国内に輸入正規代理店があるため、迅速に再発補償が受けられる

使用にあたっての注意点

  • 動物病院や正規輸入代行業者を通じて、確かな薬を入手することが重要です
  • 途中で中断すると効果が低く、再発のリスクも高まるため、84日間の投薬を継続できる計画を立てる必要があります
  • 投薬期間中は、定期的な血液検査や体重測定が必要です
  • 投薬期間中および経過観察期間中(90日)は、ワクチンの接種、麻酔など、免疫を低下させる可能性のある医療行為は避けてください
    ※これらの医療行為をされた場合、再発補償の対象外になる場合がありますので、ご注意ください
    ※どうしても必要な場合は、弊社にご相談ください

CFNの治療実績

治療実績等は、ひなた動物病院様で確認できます。
ひなた動物病院様の公式サイト:https://hinata-ah.life/

私たちにできることCFNは、FIPに苦しむ猫とその家族にとって、命をあきらめないための大きな選択肢です。
私たちは、信頼できる情報と支援体制を整え、治療の決断をされた方が安全に薬を入手し、継続できるようサポートいたします。

 

②猫カリシウイルス感染症とBZN

猫カリシウイルス感染症とは?

猫カリシウイルス感染症は、猫カリシウイルス(FCV:Feline Calicivirus)というウイルスが原因で起こる、猫の呼吸器や口腔、関節等、全身に影響を及ぼす感染症です。特に上部気道感染症(風邪のような症状)や口内炎、関節痛を引き起こします。

FCVの特徴

  1. 非常に感染力が強く、空気中や物の表面でも一定時間生存する
  2. ウイルスの変異が激しく、多くの株(型)が存在する
  3. 一度感染すると、長期にわたってウイルスを排出し続けることがある

BZNとは?

FCV感染症への効果的な薬は少なく、対症療法(抗生物質、点滴、消炎剤、栄養補給など)が中心です。口内炎や慢性の痛みに対して、ステロイドやインターフェロンを使うこともありますが、重症例では入院管理が必要になる場合もある厄介な病気で、有効な薬の開発が待たれていました。

BZN(BIZHINING)は、猫カリシウイルス感染症用の海外の未承認薬で、最近日本でも使用できるようになり、治癒率の高さから今後の普及が期待されています。

BZNの特徴

CFN製造チームが開発
CFNを製造した開発チームが長期にわたって研究と臨床試験を行い、安全性も確認されています。

さまざまな症状に対応
猫カリシウイルスが引き起こす、くしゃみ、鼻水、結膜炎、口内炎、潰瘍、歯肉炎、発熱、肺炎等の様々な症状に対応しています。

高い治癒率
メーカー実績の治癒率は80%以上で、猫カリシウイルスの抑制効果が高く、海外での治験では、2,752症例中、2,500症例以上の治療に成功しています。

お気軽にご相談くださいBZNは新薬のため、日本での臨床例はまだ少ないですが、FCV由来の難治性口内炎の治療に良好な成績を上げています。
口内炎は大きな苦痛をもたらし、時には命の危険につながりますので、痛みが酷い、中々治らないなどの症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

 

また、獣医療従事者の方で、CFN(猫伝染性腹膜炎治療薬)、BZN(猫カリシウイルス感染症治療薬)の輸入代行サービスにご興味がある方は、次のボタンから資料をご請求ください。

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